歯科と私生活の影響について!

歯周病は口臭と密接な関係があるから注意

歯周病と口臭は関連があるのでしょうか?歯周病は細菌が原因で起こります。
普段から歯磨きなどで口の中を清潔に保たないと歯垢が蓄積し細菌が増殖して歯周病となります。
歯周病菌はたんぱく質を分解するのに毒ガスを出します。
それが歯茎に当たり歯茎が炎症を起こして膿みます。
この膿の匂いが口臭です。
歯茎が炎症し腫れると、歯と歯茎の間にすき間ができます。
これが歯周ポケットです。
歯周病が進むほどこの歯周ポケットは大きくなり、そこにも膿がたまるようになります。
口の中が乾燥するとそれがガス化して口臭となります。
このように歯周病と口臭は密接な関係があると言えます。

いったん歯周病になると自然治癒は難しいです。
なってしまってからどんなに口の中を清潔にしても、簡単に細菌を除去することはできないからです。
自然治癒に期待して適切な治療を行わなければ、歯周病をより悪化させてしまうことでしょう。
症状がある場合は速やかに歯科医院を受診し検査を受けることをお勧めします。
痛みなどはないためわかりづらいですが、目安としては口臭が進んだり歯茎が膿んで出血することなどがあれば可能性はあります。
人によってはひどい匂いのために、他人との会話を避けるような場合もでてきます。

歯科医院では歯石除去を行うことになるでしょう。
歯垢が蓄積し歯石になると中に細菌が入り歯周病を悪化させます。
歯石は普段のブラッシングでは落とせません。
歯肉縁上に付着した歯石は、主に超音波スケーラーで落とします。
これをスケーリングと言います。
スケーリングの後は、数週間後に再検査を行い状態を見ます。
軽度の場合はこのスケーリングの他、適切なプラークコントロールで完治できます。
尚、歯石を除去しても改善がみられない場合は外科手術が行われることがあります。

歯科治療はこの10年で目覚ましく進化しており、投薬によって歯周病を治すことも可能と言われるようになりました。
「歯周内科治療」と言って顕微鏡で口の中の細菌を確認し原因となる細菌に効果のある抗菌薬を処方します。
抗菌薬が効いた後に歯石を除去するという流れになります。
薬で治せるのは便利ですが、毎日のブラッシングが大事であることは言うまでもありません。
薬により一時的に歯周病菌が無くなってもその後のケアができなければ、たちまち元に戻ってしまうでしょう。

歯磨きをしっかりしていても完璧に歯垢を取ることは難しいと言われます。
歯と歯茎の間、歯と歯の間など歯ブラシが入らないところは掃除が行き届かず、細菌が繁殖してしまいます。
義歯やブリーチがある場合はその部分が磨きにくくなっている可能性がありそこもまた、歯周病を引き起こす恐れがあります。
歯科医院で適切な歯磨き指導を受け毎日それを実施することが非常に大事です。
気が進まないとか忙しいという理由で歯科医院の受診を避けるならば、歯の健康を手に入れることはできません。
定期的に通って普段のケアではできない歯石除去をしてもらったり正しい知識を教えてもらうことが必要です。